『HALO』インタビュー企画第2弾は福嶋陸さんです!
質問をいくつか用意しているので早速インタビューに入りたいと思います。
まず1つ目、今回の『HALO』はあなたにとってどんな作品だと思いますか?
テーマが「家族」なので芝居や稽古をしていくうちにそのテーマについて自然に考えることになりました。自分が家族に反抗してきた歴史を持っているので、台本『HALO』の中にも家族のあり方というものがあって、そのあり方を見ているうちに自分と自分の家族のあり方はこれで良かったのかと考えるきっかけを与えてくれた作品です。
今まで遠ざけてきた・・・それともあまり考えていなかったということですか?
うーん・・・家族というものは遠ざけても遠ざけられないものだと思います。いつも近くにいる感じが嫌だったというか、どこからでも見られているようなその感じが嫌で小さな反抗心というか反抗期の延長というような感じで、これからも(家族とは)そうなんだろうなーと思っていたんですけど、この台本に出会ってから親の気持ちがちょっとずつわかってきたような気がします。
なるほど、役ではなく自分を振り返るみたいな感じの作品ですか?
そういう感じの作品でしたね、僕にとっては。
2つめの質問に移ります。今回の『HALO』で苦労した点があれば教えてください。
自分の芝居がうまくいかないというのは苦労だとは思わないんですけど、稽古の時間が朝早いという点がしんどかったです笑 今回は10時の日もあったので。
10時は早いですね〜 私にとっても10時は早いです、私も今日起きたのが14時なので…笑
慣れてないことをやると大変だなと思いました笑
なるほど、残りの期間も稽古が午前からの日もあると思いますけど頑張ってください。
ありがとうございます。
他に苦労したことはありますか?
そうですね・・・1年生が元気すぎることですね。楽しくて笑いの耐えない座組みなんですけど、楽しいだけじゃ(芝居は)上手くいかないってことは去年の夏の公演で知ったことなんです。真剣にやること、楽しくやること、今はどっちを上にする時間なんだろう、というバランスの取り方が先輩の仕事として難しいと思いました。
なるほど、苦労というよりも元気だなという印象を受けるということですね。
3つ目です!
今回の劇を通して自分にとって何か向上したものというのはありますか?
自分が役者として成長したなと思えるのは本番で舞台に立っているときや舞台終わった後感じるものだと思っているので、今向上したものがあったとしてもそれで満足してはいけないと思ってます。それは稽古を真面目にやって、『HALO』の台本に真剣に向き合い、全部が終わった後にご褒美としてもらえるものなので。今は自覚していないです。ただ家族に対する見方はポジティブに変わりました。
わかりました、ありがとうございます!
では最後に本番まで残り少ないですが公演を行うに当たって一言お願いします!!
このようなことを言うのは少し恥ずかしいですけど・・・父さん、母さん、今こういうことやってます!
なるほど、親に向けてのメッセージということですね!
ということで2人目のインタビューは福嶋陸さんでした!ありがとうございました!!
ありがとうございました。
東海大学文化部連合会演劇研究会 7B夏季新人公演『HALO』 公演情報
脚本・演出 村中貢太
出演 渡邉秀光 菊池宏佳 竹中玲 山北桜子 福嶋陸
場所:東海大学湘南キャンパス コムスクエア音楽ホール
日時:8/26(日) 13:00/18:00
8/27(月) 13:00
※開場は開演の30分前です。
お問い合わせ:gekiken.tokai@gmail.com